フィリピンで食品ネットスーパーの利用が急速に拡大 (フィリピン)
フィリピンなど東南アジア主要国で価格比較サイトなどを運営するマレーシア系企業のアイプライス(iPrice)は9月10日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、フィリピンにおいて食品を扱うネットスーパーでの取引が急速に広がっていると発表した。
フィリピンでは、新型コロナ感染拡大を防ぐために強力な移動・経済制限措置を導入した。その結果、オンラインサービスを利用して、食品などの生活必需品を入手せざるを得ない状況となり、ネットスーパーの利用拡大につながったとアイプライスは指摘する。食品を扱うネットスーパーのウェブページの訪問者は、デルタ型変異株の感染が拡大した8月には140万件となり、2021年で最も高い件数になった。同値は、新型コロナの新規感染が比較的に少なかった2021年2月と比較すると、89%以上の増加となる。また、訪問件数は、2021年4月から8月にかけて110万件を超える水準を維持している。
出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/abcb2f58cf60051f.html