製造業に回復の兆し、外需が牽引 (フィリピン)

英国の調査会社IHSマークイットは7月1日、フィリピンの6月の製造業購買担当者指数(PMI、注)を50.8と発表した。5月の49.9より改善し、3カ月ぶりに景気拡大の基準となる50.0を上回った。6月には生産高、新規受注、雇用の減少緩和とともに、フィリピンの製造業製品に対する海外からの需要が高まり、輸出が急拡大したとHISマークイットは分析する。

一方で、新型コロナウイルス感染拡大を防止するために、フィリピンでは強力な移動・経済制限措置が続いており、景気回復には力強さを欠いている。特に、サプライヤーからの原材料調達に関しては、港湾が混雑していることにより、調達までに時間がかかるようになっている。今後の数カ月間は製品需要の拡大が見込まれることもあり、製造業者は、仕掛け品の在庫を増やすことで、調達に係る時間の長期化に対応している。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/07/9d218d5f89305bc6.html