日本を含む感染低リスク国からの渡航者に対する感染防止対策を強化 (フィリピン)

フィリピン政府は11月28日、日本を含む感染リスクの低い「グリーン」国/地域(注1)からフィリピンへの渡航者に対して、優遇された隔離措置の適用を一時停止すると発表した。優遇措置適用の一時停止は12月15日まで継続する予定。日本を含む「グリーン」国/地域からの渡航者には、「イエロー」国/地域と同様の感染防止措置が取られる。具体的な措置は以下のとおり。

(1)完全にワクチン接種を完了しており、出発国を出発する前の72時間以内にPCR検査が陰性だった場合:フィリピン到着日から3日目に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで施設隔離。その後、到着日を初日として、14日目までセルフモニタリングを行う必要がある。

(2)完全にワクチン接種を完了しているが、出発前72時間以内のPCR検査の陰性結果を提示しない場合:到着日から5日目に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで施設隔離。その後、フィリピン到着日を初日として、10日目まで自宅隔離を行う必要がある。

(3)完全にワクチン接種を完了していない場合:到着日から7日目に行われるPCR検査の陰性結果を受けるまで施設隔離。その後、フィリピン到着日を初日として、14日目まで自宅隔離を行う必要がある。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/12/1db60c4ce357d7a9.html