第4四半期のGDP成長率はマイナス8.3%、2020年通年はマイナス9.5%に (フィリピン)

フィリピン統計庁(PSA)は1月28日、2020年第4四半期(10~12月)の実質GDP成長率をマイナス8.3%と発表した。第3四半期(7~9月)の成長率(改定値、2021年1月27日発表)はマイナス11.4%で、景気後退が続いたものの、落ち込みは緩やかになった。また、2020年通年の成長率は前年比マイナス9.5%となり、政府の予測範囲マイナス8.5%~マイナス9.5%の下限に収まったと説明した。フィリピン政府は、厳しい隔離措置を実施した2020年第2四半期(マイナス16.9%)を底として、経済の回復が継続しているとの認識を示した。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/02/4eac792954710aec.html