マニラ首都圏および近隣州は5月も引き続きMECQに (フィリピン)
フィリピン大統領府は4月28日、5月のコミュニティー隔離措置(注)を発表した。マニラ首都圏および近隣州のブラカン州、リサール州、ラグナ州、カビテ州では、5月1日から5月14日にかけて、引き続き4段階中2番目に厳しいMECQ(修正を加えた、強化されたコミュニティー隔離措置)を運用することとなった。
フィリピンでは3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大が続いており、特に、感染が多いマニラ首都圏では集中治療室(ICU)の利用率が約82%に達したことが報道されるなど、医療体制は逼迫している(政府通信社4月22日)。ドゥテルテ大統領は、感染拡大を抑制するために、マニラ首都圏および近隣州においてMECQを継続すると説明した(政府通信社4月28日)。なお、キリノ州やアブラ州、イサベラ州のサンティアゴ市も5月1日から5月31日にかけてMECQを運用する。
出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/04/bdae838dc89681f0.html