回復に向かう労働市場(フィリピン)  サービス部門の本格的な再開が課題

フィリピンでは、新型コロナウイルス対策で厳格な行動制限を適用。失業率が急増した。しかし、その後、措置の緩和を受け、雇用状況は回復しつつある。

産業別で雇用規模最大のサービス業が本格的に営業を再開できれば、マニラ首都圏の就業率の改善も期待できる。本稿では、今回9月に発表された7月の雇用統計を基に、過去の雇用統計と比較することで、新型コロナ禍前後でフィリピンの労働市場に生じた影響を分析する。

出所:ジェトロ

https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/2020/268754acdc6dc08e.html