金属鉱物の生産額増加、ニッケルは生産量・価格とも急上昇 (フィリピン)

フィリピン鉱山地球科学局(MGB)は9月2日、同国の2021年1~6月の金属鉱物の生産額が前年同期比24.5%増の686億3,000万ペソ(約1,509億8,600万円、1ペソ=約2.2円)だったと発表した(「ビジネス・ワールド」紙9月3日)。

生産額が最も大きい鉱物はニッケルで、生産額全体の53.44%を占める。次に金(生産額全体の34.84%)、銅(同10.87%)と続く。電気自動車(EV)のバッテリー生産で使用されるニッケル、流動性の高い投資資産として考えられる金について、政府は外貨収入源として位置付けている(2021年8月10日記事参照)。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/1624e4eba00ac363.html