政府、新型コロナワクチンの2022年のブースター接種へ準備開始 (フィリピン)

フィリピン政府の新型コロナウイルス対策省庁間タスクフォース(IATF-EID)は9月11日、ブースター接種用のワクチン取得に取り組んでいると発表した。2022年はワクチン供給に関して4,500万ドルの当初予算が割り当てられており、現在、4つのメーカーと2022年のブースター接種導入について交渉している。同タスクフォースのガルベス大統領顧問は「今後数カ月以内にワクチン供給が増加するため、10月末または11月までに医療従事者へのブースター接種を開始できるかもしれない」と述べた。一方、保健省(DOH)は10日、ブースター接種の導入は強力な証拠に裏打ちされるべきであり、本当にワクチンを必要としている人々に対して接種を進めるべきと考えている世界保健機関(WHO)を支持すると表明した。WHOは、ブースターショットを実施する前に、一定程度の割合まで国民が1回目の接種している状況にするべきと、フィリピン政府に助言したという。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/09/21772b47c5ad3da4.html