◇貿易産業省、輸入完成車へのセーフガード暫定措置を発動へ(フィリピン)

フィリピン貿易産業省(DTI)は1月4日、輸入完成車に対するセーフガード暫定措置を発動すると発表した。乗用車に対して1台につき7万ペソ(約15万4,000円、1ペソ=約2.2円)、小型商用車に対して1台につき11万ペソの関税を、現金担保のかたちで賦課する。セーフガード暫定措置は、発動から200日間適用される。並行して、関税委員会(TC)が正式なセーフガード発動に関する調査を行う。同調査において、輸入の増加が国内産業に重大な損害を与えている、または与える恐れがあるとされない場合には、暫定措置による関税引き上げ分(現金担保のかたちで付加された関税分)は払い戻される。

出所:ジェトロ
https://www.jetro.go.jp/biznews/2021/01/00faf217f1237cf4.html